本書は2006年2月に刊行されたものの最新版です。 日本で最も多く建設されているのは鉄骨造です。しかし、鉄骨造の床や壁などの各部構法にはこれといった典型がないため、鉄骨造に対する苦手意識をもつ意匠設計者も少なくありません。本書は、鉄骨造の構造体に取り付く「部位」を中心にディテール図を掲載し、性能面から解説したものです。また、耐火認定構法の一覧を掲載しているのも大きな特徴です。