プラスティック型枠は、転用回数が多く、リサイクルが可能で、透光性により作業環境の改善や、打設状況の確認を可能にする等の優れた特長を持ち、合板に代わるコンクリート型枠材として期待されています。
ここでは、材料に低発泡ポリプロピレンを用い、合理的なリブ構造とすることで、強度やリサイクル性を損なうことなく、大幅な軽量化とコストダウンを追求した新しいプラスティック型枠案を提案しました。
具体的には、製品設計に始まり、射出金型の製作からプラスティック型枠の試作、試作棟の建設と一連の試作を行い、それらの中で、今回提案した型枠の有効性と改善点の分析、把握を行いました。(O)
(発注者:マルチコントラクター協同組合)
(実施年:1999年~2004年)