建材の現状を見ると、建物の品質に直結する部位別評価システムが確立しておらず、JIS等における製品レベルの仕様規定が、設計者等にとって使いづらいものとなっていると指摘されています。そこで、建物の部位別要求性能と建材の製品性能の関連規格のあり方や、建材の部位別性能の評価方法について、調査検討が行われています。
A/E WORKSでは、そのうち床、屋根、天井の各部位について主に担当し、建築の側から要求される性能の抽出整理、構法や製品別の性能試験方法についての現状調査を行いました。
(発注者:社団法人日本建材・住宅設備産業協会)
(実施年:2006年~2010年)