既存建築物の非構造部材(ここでは外壁、屋根、間仕切壁、天井、開口部を取り扱っています)は、施行当時に「古い」工法によって取り付けられていたり、経年によって部材そのものや接合部が劣化していたりすることで、地震の際に脱落し、人命に危害を加えることがあります。
①非構造部材の構法そのものの、地震時の脱落等の危険性、②劣化状況、③もし脱落した場合に人命等に与える危害の重大さを総合的に考慮した、耐震診断や耐震改修を行うための基準づくりの作業を行っています。
(発注者:一般財団法人日本建築防災協会)
(実施年:2013年~継続中)